TinPantyのブログ

漏れ出た妄想汁

飯伏幸太vsウィルオスプレイから始まるシン・新日本プロレスのベルトと方針を考察する

ども、Tinpantyです。

歴史は足枷であり重石であった。

4月4日サクラジェネシスにて
王者 飯伏幸太 vs チャレンジャー ウィルオスプレイ
による、IWGP世界ヘビー級王座の初防衛戦が決まった。
www.njpw.co.jp

まず、ベルトについて考える。

IWGPヘビーの歴史も止まり
IWGPインターコンチネンタルの歴史も止まり
IWGPの冠がついた新しいベルト
そうまさに!
IWGPインターコンチネンタルのようなベルトがまた出現した。
ということだ。
ただし、IWGPインターコンチネンタルと違うのは
競合ベルトになっていたIWGPヘビーがいない事。
”インターコンチネンタルがいまいちだったのは、ヘビーがいたから”
と言いたげな話である。
そう、新しいベルトでも競合がなければ成立するのではないか?
というようにだ。

この状況から察するに
新日本プロレス側は、IWGPヘビーというベルトを
歴史と共にリニューアルしたかったんではないか?ということだ。

新日本プロレスが改めて息を吹き返してからというもの
ベルトが異常に増えたことは明らかであろう。
これは
・ベルト戦以外でのカードが組みにくい為(選手同士の因縁作りが新日本は下手な為)
・増えすぎた選手を引き留めるためのニンジン
・各種中規模大会のメイン用

と推測されていたが、実際はIWGPヘビー1強という状況を
分散したかったのでは?

だが、実際は思ったようには動かなかった。
いくらニンジンが増えても
一番が決まっているなら、なぜそこを目指さないのか?と言われてしまうし
チャンピオンのはずなのに上があるという現象がおき、肩書が陳腐になっていた。
実際インターコンチネンタルを語る際
ヘビーへの踏み台をにおわす選手がほとんどだった。
そんな言われ方をするチャンピオンのどこがチャンピオンなのか。

結果1強を崩せず、インターコンチも宙ぶらりん
2冠という状況を利用して、
分散できない価値観なら何か理由をつけて消したい
そう!
ヘビーも消したい
失敗したインターコンチも消したい
まとめて消してしまえ!という結論に至ったのではないか?
というわけだ。
もし、失敗したとされるインターコンチだけ消すならば
U-30のように封印だけで済むが
そうしなかった。

同時並行として、NEVERやUSヘビーもあるが
過去を学んでか
インターコンチの時よりはまだ、
IWGPヘビーを匂わす発言が選手から少ない。
(一部IWGPヘビーに対しての発言はあるが、大本を消してしまえば問題ない)

柱であるIWGPヘビーの歴史を
いとも簡単に消し去った所をみると
新日本プロレスはベルトの価値をコントロールしたい
という方針をあらためて発信したのが
今回の新ベルトなのではないだろうか。

そして、そんな中
新ベルトの最初のマッチメイクが
他団体と試合がしたい選手と、いつ新日本から出ていくかわからない選手
が対戦するわけだ。
ここから察するに、新日本プロレス
派手でわかりやすいカードなら何でもメインに据える
という、一昔前の体制に戻りつつあるのではないか?
そう、総合などで例えるならRIZINのように
場所だけ用意し、とりあえず目立つ派手なカードを連発しやすいように
”歴史”を足枷・邪魔ととらえ排除し
今度はこういうカードをしていきますよ!
という宣言ではないか?

ここから想像するに、道場というシステムも
いつか消すんだろうなと想像できる。
なぜなら、派手なプロレス脳をもつ選手なら
団体がそれなりに大きければ、呼び寄せればカードを組める
苦労しても花が咲きにくいシステムなら
マネーや立場、団体の大きさや
対戦相手の豊富さで解決できる部分ならそれで済まそうという考え。
その結果が4.4のカードであるからだ。
この新しい船出のカードが、
オカダ(ヤングライオンからやり直したので)や、内藤、棚橋など
道場で育った選手のカードなら違った感想を抱いたが
4.4のカードを見ればスッと納得できそうなものである。

さて、RIZINのような
場所だけを目指している新日本プロレス
新しい門出まであと1日!

では、また。

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