ゲームが下火になる足音が聞こえる。いやもうなってる?
ども、tinpantyです。
たびたび目にする言葉
ゲーム配信の売り上げを開発者にいくらか渡すべき
このような言葉を見聞きするたびに思い出すことがある。
CDの売り上げが減ったのはパソコンでコピーやダウンロードされるからだ
という内容だ。
後者の結果は、音楽という媒体の移り変わりだった。
それと同時に流行が終わった。
という事が主な原因で、コピーやダウンロードは直接的な原因ではなかった。
変化や流行については今の音楽業界をみたらわかると思う。
そして問題のゲーム。
CDと同じ道をたどってると思わないだろうか?
ゲーム配信を行うことで
・本来得られる利益を手に入れてない
・ゲームのおかげで手に入れてる利益なんだからそれをわけるべき
こういう思いがあるのだろう。
だが、本当にそうなんだろうか?と考えた。
本来得られる利益という点では、ゲーム配信・動画をみただけで
ゲームを買わなくなる=利益が落ちる
ということなんだろうが、まず大前提として
新規で発売したゲームを発売した直後に動画や配信を探すような人はそもそもお客だったのだろうか?
仮に、動画・配信がなければ客になる人が殆どであるのであれば
動画・配信を禁止にするタイトルを増やせばいいだけであって
そう思う開発者はすぐ動画・配信を禁止にしたほうがいい。
私が思うに
そもそもゲームは遊び道具や疑似体験のツールであって、
自分で遊んだことのないもの、遊ばないものをみたとして
それをしなければいけないような状況はあるのだろうか?
おそらくそういう状況の人は
世間的に、身の回り的にゲームがめちゃくちゃ流行っていて知らないとハブかれてしまうかもしれないから
という事でもなければ、そこまでして手に入れる情報ではないのではないか?という事。
そんな状況が考えられるのは小・中学生くらいだけじゃないだろうか。
流行ってなければまず起こりそうもない状況である。
たしかに、ファミコンやスーパーファミコン、64、プレステ、セガサターンの時は
遊んでない、知らないというだけで馴染めないという事があった。
だが、今そんな状況か?ということ。
それだけ考えても、やはり今のゲーム業界は
めちゃくちゃ売れたゲームの時代から
売り上げに関する見込みが一切更新されていないことが透けてみえるわけだ。
まるでCDがバカ売れしていた時が”正常”だと言わんばかりに。
そして、ゲームのおかげで利益を得ているという部分だが
これこそ、配信業で利益を得ることが
ゲームやる→すぐ利益を得れる
と思っているようにしか思えない。
多額の利益を手に入れてるような人たちは
ゲームという媒体は使っているが、明らかに武器の1つで
すべて”人の力”ありきで引きを得ている
誰がやっても利益を得れるわけでもないわけで。
明らかに少ない人数の大きな数字をみて、
勘違いをしてとしか思えない。
極端な言い方をしてしまえば、
野球をしたら
サッカーをしたら
いろいろな遊びをしたら
その遊びを考えた人は利益をよこせ!とは流石に言わなそうである。
いやいや、でも作品のネタバレだから!という話は
もうすでに書いている話である。
だからあえて言いたい
メーカーが配信して利益を得てみたらどうだろうか?
新規ハードを次々だし、開発費が高騰し
Free to Play(F2P)という海外の文化を素通しし
ネタバレに関して気になるのにワクチンを打たない
これすべて、ゲーム会社の問題であって
1つもユーザーの問題と感じない。
開発費の高騰に関しては、1000%ゲーム会社の責任。
売り上げを作っていた初期の頃の感覚を一切変えられないまま
人件費を増やすことだけやり続けた結果である。
そして、F2P。
海外の大きなパイで成立する開発文化で
それですんでしまうゲーム層がおおむねそれで満足している現状。
苦肉の策のガチャ文化でなんとかしている状態だけども
最近の大手ソシャゲの終了ブームをみていると
やはり、ゲームの売り上げという部分で
開発コストの見直し(大幅縮小)をする時が来ていると思われる
本来、面白いゲームを作って
その売り方を四苦八苦して
デカいの当てるという博打のようなものがゲーム会社のはずが
いつしか、
ゲームは売れるもの
売れないのはおかしい
という、おもちゃであり遊び道具であり作品あるはずのゲーム
しかし、そうではない発想
そう、生活必需品のような思想になっている事に恐怖を覚える。
そんな中で目をつけたのが、配信の利益。
いやいやいや
頑張るところそこじゃなくない?!
と思ってしまうのは自分だけだろうか。
もうすでにCDの二の舞な匂いがしてきた。
では、また。
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おもろかったら↓